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​中澤 ふくみ

NAKAZAWA Fukumi

Photo portrait - ふ.jpg

2019.3 京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)美術工芸学科 油画コース卒業
2021.8-現在 エストニア芸術アカデミー アニメージョンコース在籍

主にドローイング、アニメーションなどの平面作品を制作する。

線で描かれることで具象化されてしまうモチーフを、可能な限り抽象化し、記号化/特定化されない存在をドローイングで表現する。

勘どころをずらす

体の丹田の居所が悪いので、むずむずしている。

ただ蚊が飛んでいる

恐らく蚊のようなものが回りを飛んでいる。

アニメーションを作った最初の作品。

変形して奇形する

道具はよく「身体の延長部分」と言われることがあるが、産業革命後のテクノロジーの凄まじい発展によって、道具と身体は離れつつあるように感じる。ここにいる人間たちは、自らの身体を変形させて、自身を一部の機能を担う道具として使い、身体を動かしている。それらの動きは生活の効率化、利便性の向上の為なのか、あるいはただひとつの悦びの為なのか。 アニメーションで描かれたドローイングはすべて固められ、時間と質量をもった4次元となったこの架空の人間たちは、社会に合わせる為に不自然に折り曲げた現代の身体こそ奇形だと感じさせられる。

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